異常なラン栽培

 植物栽培の原理原則は種子が芽生えることである。
 種子が芽生え生長出来るという事が絶対の原理根本である。
 山に君臨する巨木も、始めは一粒の種子である。
 イネも野菜も草花もランも・・・・同じである。
 中には種子繁殖できないものもあるが、それ等の植物は例外である。


 ラン栽培というのは、この原理根本を無視している。
 異常な栽培である。
 自生地に行って、ランの種子が芽生えた・・・プロトコームを見た人はいない。
 山堀り。
 その株を植えるコンポストは・・・・・
 種子を播いて発芽できないものを使う。
 こういう・・・植物栽培の根本からかけ離れたことが行なわれて来た。
 他の植物栽培では考えられないことである。
 こういう用土での栽培は・・・綱渡りのように危うい。
 異常な条件下では、植物はひ弱い。
 日本の温室で、ランの種子が発芽し生育できるところは、恐らく皆無かもしれない。
 よく考えれば異常なことが・・・現在のラン栽培の常識技術である。


 誰も異常と思わないできた!
 このことが異常なのである。
 異常な栽培法の講習会が行なわれて来た。
 これではランが難しい・・・ことになる。


 よく考えてみれば、ランも植物の一種に過ぎない。
  特別な植物ではない。

 ランはシタタカな植物である。
 ある程度の大きさになって、バルブを備えれば、相当な悪い環境下でも、
 相当な日数を生きられる。
 新参者が生き抜くには・・・備えあれば憂いなし・・・備蓄している。
 ランは・・・人間のようにローンを組まない。
 アメリカの住宅ローンのようなことはしない。
 バクチをしない。
 明日に来るであろう水飢饉に備えている。
 だから・・・コンポストとしては欠陥極まりない水ゴケでも栽培出来る。
 だから、水ゴケ栽培には・・限界がでる。
 炭素循環のないコンポストに肥料で栽培する。
 身体は糖尿病になっている。
 株分けの手術で・・・一気に衰弱する。
 この衰弱した株に水も与えないで根を出させる????
 人間なら・・・死んでしまうことを・・・ランに強要する栽培である。
 異常とおもわないですか????
 これがラン栽培の常識になっている。
 異常と思わないことが異常なのである。
 だから・・・・ラン経営やると乗り越えることが出来ない壁が出る。

 それで破産する。
 アメリカで、イギリスで、オーストラリアで・・・・・
 著名な蘭園が破産し姿を消していったのは、

 異常な栽培には無理があるからである。
 巨大な蘭園を継続するのは・・・・難しい!
 無理なことをすれば・・・必ず破綻する。
 それがラン栽培の現実である。

 
 
 宇井清太によるラン菌の発見。
 SUGOI-neの開発で、ラン栽培も異常ではなくなった!

 オシボリの湿度の潅水をすれば・・・
  誰でも、どんなランも、無造作に作れる。

 

 ランをイジメる栽培。
  ランを泣かせる栽培は・・・・異常である!

 
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kouza sa19